女性・若者・シニア創業サポート

税理士として開業して何からはじめようかと考えていたとき、目についたのが東京都中小企業振興公社が行っている創業助成金でした。助成金や補助金に関するサポートは自分でも力をいれていきたい分野なので、まずは自分で申請をとなりましたが、対象者になるための条件がいくつかありました。

事業計画が認められていることが客観的に判定できることが必要で、例えば、”東京都が実施する「TOKYO START UP GATEWAY」において、前年度以前の過去3か年度の期間内にセミファイナリストまで進んだ方”といった輝かしい経歴があげられていて、自分には無理!と一度はあきらめかけました。何かできそうなものがないか検索している中で、”東京都が実施する、「女性・若者・シニア創業サポート事業」において取扱金融機関から当該事業に係る融資を受け、その証明を受けた方”という要件で応募できるかもと動きだすことにしました。

融資の窓口は信用金庫です。取引のある信用金庫から問い合わせをしましたが、新規で受け付けていないというお返事をいただき、次に近所のさわやか信用金庫に連絡してみました。さわやか信用金庫には自分の口座はなかったのですが、娘の口座がありました。娘の名前にさわやかの漢字があるので、娘のメインバンクにしようと、ずっと昔に口座をつくってありました。おそらくまったく取引がない場合には受け付けてもらえなかったので、この口座の存在に助けられたと思います。

創業サポート事業の流れは、初回受付→事業計画書の作成→外部アドバイザーとの面談取り付け→外部アドバイザーとの面談(事業評価シートを作成してもらう)→アドバイザーから金融機関へ書類がわたり、融資の手続き開始→金融機関での審査→可決したら契約という動きでした。スタートは4月12日で、本日5月13日に契約にたどりつきました。途中ゴールデンウィークをはさみましたが、1月でここまでくることができました。自分の体験がお客様への提案に結びつけれらるとうれしいです。

創業助成金については第1回目の募集期間が過ぎてしまったので、第2回目にチャレンジする予定です。

 

この記事を書いた人

ナガオレイコ